長いやつ

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ハム二郎

ハム二郎

高校1年生

僕の祖父は自称宇宙人だ。祖父はいつも夜空に向かって電波(本人談)を発信していた。こうすればいつか星の仲間が迎えにくるらしい。

 そんな祖父を親戚は気味悪がっていた。おじいちゃんには近づいちゃダメ。母からもそう言われていた。

 ある冬の日、祖父は亡くなった。葬式に訪れる人は少なかった。

 葬式の後、僕は祖父がしていたように夜空を見上げた。星々が輝く。

 その星の一つが突然奇妙な動きを見せた。ジグザグと動き回り、葬式会場の方へ消えていく。その光景はまるで、

「UFOだ」

 そうとしか思えなかった。星の仲間が祖父を迎えに来てくれたのだ。

 祖父はウソを言ってなかった。その事実に気づいた時、僕は静かに一人泣いた。

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